和歌山 · 紀伊半島
アドベンチャーワールド
31年にわたり、中国国外で最多のジャイアントパンダ繁殖数を誇った白浜のパーク。最後の4頭は2025年6月に中国へ帰りました。今のパークで何が見られるのか、なぜ訪れる価値があるのかをまとめました。
31年続いたプログラムの終わり
ジャイアントパンダの飼育下繁殖は非常に難しく、中国国外でパンダを飼育する動物園はすべて、中国の保護当局との期限付き貸与契約のもとで運営され、生まれた子どもは動物園の所有物ではなく共同研究の成果として扱われます。1994年から続いたアドベンチャーワールドと成都基地の提携はこの点で異例の成功を収め、誕生した子どもは合計17頭(最後の誕生は2020年11月)。その間の一時期は中国国外のどの動物園よりも多くのパンダを同時に飼育していました。
その時代は2025年に終わりました。父親役だった永明(えいめい)はすでに2023年に中国へ返還され、2024年1月に同地で死亡していました。白浜に残っていた4頭——母親の良浜(2000年生)と娘の結浜(2016年生)・彩浜(2018年生)・楓浜(2020年生)——は、2025年8月31日の契約満了を待たず、夏の暑さを避けるため6月下旬に帰国しました。国内に最後に残った東京・上野動物園の双子シャオシャオとレイレイも2026年1月27日に返還され、日本には1972年以来初めてジャイアントパンダが1頭もいない状態になりました。アドベンチャーワールド側は保全協力の継続を望むとしていますが、この記事の更新時点で新たなパンダ受け入れの確定的な予定はありません。
2026年の入園料
公式サイトの料金です。期間限定の乗り放題パスも販売されています。料金・年齢区分は変更されることがあるため、訪問前に必ず公式ページで確認してください。
| 区分 | 1dayチケット | ハーフデー(14:00〜) |
|---|---|---|
| おとな(18歳以上) | 5,300円 | 4,000円 |
| シニア(65歳以上) | 4,800円 | — |
| 中高生(12〜17歳) | 4,300円 | — |
| こども(4〜11歳) | 3,300円 | — |
訪問の前に
多くの来園者は今も半日〜1日を予定します。サファリゾーン・水族館・ショーが広い敷地に点在しており、いくつかのショーを含めて一周するだけでも数時間かかります。
レンタカーがなくても、ドライブスルーサファリはガイド付きバスツアーとして運行されているため、車がなくても見学できます。
どのイルカショーが上演されているかは訪問時期によって異なります(2026年秋に新ショーへの切り替えが報じられています)。訪問直前に公式のアトラクションページを確認してください。
JR白浜駅や、白浜ガイドで紹介しているビーチ・温泉宿からは、バスまたは短いタクシーで行けます。
大阪からアドベンチャーワールドへのアクセス
JR特急くろしおで新大阪または天王寺からJR白浜駅まで約2.5〜3時間、そこから明光バスの路線バスでパークまで約8〜11分、運賃約300円。
白浜には南紀白浜空港があり、東京・羽田便を使えば空路約1時間と乗り継ぎで到着できます。