和歌山 · 紀伊半島
高野山
約120の寺院が立ち並ぶ宗教都市で、うち約50が宿坊として宿泊を受け入れています。選び方・料金・チェックイン後に実際に起きることをまとめました。
日帰りではなく宿泊する理由
空海が816年に真言宗の修行道場として開いた高野山は、今も観光地としてではなく実際に機能する修行の場です。日帰り客の多くは壇上伽藍と奥之院を見て夕方には下山しますが、それは町が静かになり、朝のお勤めの準備が始まる時間帯でもあります。
宿泊すれば、観光バスが去った後もそこに残り、翌朝は誰よりも早く動けます。杉木立に霧が残る早朝の奥之院は、昼の奥之院とはまったく別の場所です。
予約の前に
夕食は17時半〜18時頃と早めで、精進料理(肉・魚・にんにくやねぎなどの五辛を使わない仏教の伝統に基づく料理)が出ます。多くの宿泊者にとってこれは妥協ではなく、この宿泊の目玉です。
高野山は標高約800mにあり、晩秋から早春にかけては本格的に冷え込みます。部屋の暖房は簡素な場合が多いので、夏以外に訪れるなら暖房設備を事前に確認してください。
11月の紅葉シーズンとお盆(8月中旬)は特に早い予約が必要です。英語対応可能な宿坊から先に埋まります。
大阪から高野山へのアクセス
南海高野線で難波から極楽橋まで(特急で約90分)、そこから高野山ケーブルで山上へ(5分)。高野山駅からはバスで町の中心部へ向かいます。多くの宿坊はバス停から徒歩圏内です。
南海の「高野山・世界遺産きっぷ」は往復の電車・ケーブル・山上バス乗り放題がセットになっており、個別に買うより通常お得です。